発進立坑
なぜ発進立坑なのか
地下にトンネルを造る際、先にたて穴を掘り、所定の深さから横穴トンネルを掘ります。このたて穴の名称が『発進立坑』です。
トンネルを掘る場合は「発進立坑」を使用する場合と、使用しない場合があります。
発進立坑を使用する場合
・・・ 都市部に下水トンネルや地下鉄トンネルを掘る等
発進立坑を使用しない場合
・・・ 山にトンネルを掘る等
千代田幹線整備事業で使用する発進立坑概要
▼ 発進立坑
場所 | 飯田橋三丁目13番地 |
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形状 | 平面形状/外径18m(内径14m) |
深さ | 約59m |
【上部より】
【底部より】
【坑口部】
▼ 到達立坑
場所 | 芝浦水再生センター |
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形状 | 矩形27m×24m |
深さ | 約64m |
千代田幹線整備工事の、発進立抗を設置した千代田区の飯田橋付近は、JRや地下鉄の複数路線が連絡している地区であるため、細心の注意を払って作業を進める必要があります。
進捗状況【発進立坑(ケーソン)築造】
※この立坑は外濠貯留管の到達立坑を兼用します。